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  • Lottie

IIN™卒業後の1年を振り替えって

2019年5月に世界最大の統合栄養学専門学校(IIN™)を卒業し、無事ヘルスコーチの資格を取得しました。そして、自分のブランドを確立するために、2019年1月からカルフォルニアサザン大学大学院行動科学部行動科学科のスポーツ心理学(California Southern University Gradiate School Behavioral Science Certificate of Sports Psychology)の勉強を始め、予定より少し時間はかかりましたが、先日最後の課題の結果を受けて、無事卒業することができました。


多くの方の応援やサポートのおかげで、1つのマイルストーンを達成することができました。ありがとうございます!


栄養学をはじめ健康・ヘルスケアの分野は日進月歩。常に、最先端の医科学データをベースとした専門的な勉強を継続することが重要だと考えており、現在もIIN™等の機関で勉強を継続しています。


以前ブログでも紹介しましたが、2020年のワールドワイドフィットネス業界のトレンド調査では、ヘルスコーチが9位に入り注目されています。


アメリカでは、ヘルスコーチングの民間保険や、ヘルスコーチ自身も訴訟に備えて加入できる損害保険があります。2019年9月に行われたリサーチによると、「ヘルスコーチを受けることにより健康に関する人生の質が向上する」という結果が明らかになり、また、今年1月のNYTimesでも、医師自らの「患者さんが本当に求めていたのはヘルスコ―チだ」という話が取り上げられています。なぜならば、医師は治療・薬の処方をしますが、患者の細かなフォローをする時間がないし、いくら薬を飲んでも、病気の原因である生活習慣が変わらなければ、病気は治らないですからです。


日本でも、ヘルスコーチという単語はSNS等に頻繁に登場し始めました。

また、コロナ時代になり、益々健康に対する意識が高まっています。2020年5月8日の日経新聞(朝刊)には、「理想のコーチ自ら探す」と言うタイトルの記事がありました。コーチングに関する関心は増えていているのだと思いますが、ヘルスコーチの知名度やヘルスコーチングの価値の理解はこれからです。


ヘルスコーチング活動を始めて1年。これまでのジャーニーを振り返ってみることにしました。


世界最大の統合栄養学学校Institute for Integrative Nutrition (IIN™)


IIN™のミッションは、「一人でも多くの方が健康で幸せな人生を送れるために重要な役割を果たすこと。そして、その過程において、世界を変える波動効果を作り出すこと」です。


ミランダ・カー、アリシア・シルバーストーン、ボビー・ブラウン、エミリー・ディドナート、ニーナ・アグダルや、マドンナのパ―ソナルシェフを長年務めた西邨マユミさんもこの学校の卒業生です。


IIN™では、Deepak Chopra、Dr.Oz、Gabby Bernsteinやハーバード大学の教授等、最先端の医科学や行動科学等の領域で活躍されている人たちが講師をしています。常に枠にとらわれないでミッションを実現するために、ヘルスコ―チの育成・継続研修等を行っています。


講義は、栄養学、100種類以上の食事法、脳科学、行動科学、医科学、ヨガ等の運動、アユールヴェーダや瞑想等の代替治療、健康に関する意識変化、健康産業・食品業界の動向、オーガニックの動向、政治・ロビー活動等、「人の健康」に関することを幅広く勉強します。コースの後半になるとコーチングの実習ビジネスの方法等も学びます。また、食事で病を克服した患者さんやあらゆる分野で活躍をしているIIN™の卒業生から、それぞれの経験や体験談を直接聞くことができます。


私が受講していた時は、テニスプレイヤーのビーナス・ウィリアムズさんが、免疫系疾患・シェーングレン症候群という病気を発症し、なかなか原因がわからず、世界ランク100圏外まで落とし大変だった時の話や、野菜中心の食生活との出会い、選手として復帰するまでのお話をご本人から直接聞く事ができました。


患者さんや卒業生のお話を聞くと、ヘルスコ―チングの価値や可能性を実感します。


Think outside of the box (枠の外で考える・新しい視点から考える)のアプローチができるIIN™のヘルスコ―チングだからこそ、困っている人と向かい合い、寄り添って、一緒に目標達成へのジャ―ニーを歩める素晴らしさを知りました。


日本ではまだまだ知られていないヘルスコーチング


私も、「ヘルスコーチって何をやる人?」とよく聞かれます。

栄養アドバイザー? 

自己啓発コンサルタント? 

ダイエットアドバイザー?


日本では「ヘルスコーチ」というタイトルを使っている人はいますが、その教育・バックグラウンドは様々です。欧米では、IIN™のような専門学校を卒業した者やヘルスコーチ認定機関の教育・試験に合格した者だけが「ヘルスコーチ」というタイトルを使用することができます。ヘルスコーチとして活躍している人は全世界に沢山いますが、少なくとも、IIN™や認定機関の資格を取った者が共通して持っている目的は、「クライアントの健康を後押しするための活動をする」ということです。


ヘルスコーチが活躍する場や専門分野は様々です。スポーツジムでトレーナーとして活躍する人、会社の福利厚生のプログラムを提供する人、カウンセリングをする人、医療従事者と連携を取りながらヘルスコーチングをする人、お料理教室を開催する人、ジャーナリストになる人、食育活動をする人等。


欧米では、「ヘルスコーチは、行動科学に基づいた方法で、クライアントの習慣・行動を改善することから、『患者さんの服薬コンプライアンスの向上のみならず、病気の根本原因となっている生活習慣を正すことができる』『怪我や病気からの復帰のサポートができる』人材である」とし、チ―ム医療にヘルスコーチを加える病院も増えています。特に、機能性医学を専門としている病院・クリニックでは、ヘルスコーチが活躍しています。


私の専門は、Athlete Wellness™の向上を目的としたエネルギーマネジメント


私のミッションは、「自分らしく、持って生まれた力を最大限に 自分らしく、チャレンジし続けられる喜びを最大限に」です。このミッションを実現する為に、自ら自分に合った良質のエネルギーマネジメントができ「Athlete Wellness™の向上」につながるようなヘルスコーチングを行います。


ここで言う「Athlete Wellness™」とは、「アスリートがひとりの人間として、現役中はもとより、第二の人生においても生き甲斐を見つけて輝く人生を実現できる基盤。持続可能なパフォーマンスを支える、心技体のバランスを可能とする基盤」と私は定義しています。


Athlete Wellness™は、ビジネスエグゼクティブ、プロフェッショナルにも当てはまると考えています。なぜならば、彼ら、彼女らも結果を出すことが求められ、その為に努力を惜しまず、高い仕事倫理を持って業務を行い、アスリートと同様に肉体的・メンタル的なストレスを抱えているからです。


私のエネルギーマネジメントの特徴は、生命活動に必要なエネルギーを2つのソース(精神的栄養と身体的栄養)に分けて、クライアントの生物学的個性と価値、目標等を考慮したオーダーメイドのコーチングで、リカバリーのリズミックマネジメントと機能性医学、行動科学等、ヘルスコーチングの考えとメソッドを融合させたものです。(ちなみに、リズミックマネジメントとは、「ある一定のストレスは、パフォーマンス向上には必要だが、過大なストレスや適切なリカバリーがない状態でのストレスは、バーンアウトや体調不良になる」というもので、2001年1月にハーバードビジネスレビューで紹介された、パフォーマンス向上の為のストレスとリカバリーのバランスの取り方を提唱した管理方法です)


成長のためには一定のストレスが必要で、自らconfort zoneを抜け出してチャレンジする必要があります。しかし、良質なエネルギーなしでは、心身共にバランスを崩し、目標達成はもとより体調を崩すことにつながります。つまり、バランスの良い食事を摂っていてもストレス管理ができていないと、非効率なエネルギー消費になりますし、エモーショナルイーティングの問題に気づいていなければ、食事との関係性が悪くなり、対処しないと摂食障害や精神疾患等になる可能性があります。


常に結果を求められているアスリート、ビジネスエグゼクティブ、プロフェッショナルの多くは、気づかないうちに自分を追い込んでしまいがち。ゆえに、結果を出さないといけない時に良質なエネルギー不足になり、結果が出せなかったり、怪我をしたり、体調を崩すのです。


私自身もアスリート、ビジネスエグゼクティブ、プロフェッショナルですが、この1年間次の活動を通じて、自分は栄養学の知識やダイエット方法を求めているのではなく、自分にあったホリスティック(包括的・統合的)な良質なエネルギーの摂取方法を求めていることを実感しました。


  • ヘルスコーチの大先輩の西邨マユミさんとのコラボ記事

  • 大相撲 横綱とのヘルスコーチングについての意見交換

  • NSCA(National Strength And Conditioning Association)でのトークセッション(テーマ 「腸内環境とリカバリー」)

  • HALEOアカデミーでの講師(ホリスティックスポーツ栄養、疲れのメカニズム、リカバリー戦略)

  • TGF様の社内研修(テーマ「疲れのメカニズム」「体内炎症とリカバリー」)

  • TGF様のコラム(テーマ「ホリスティック栄養の視点での食べ方」等)

  • ハレルヤ様主催の「食べ方コーチング」「マインドフルネス瞑想入門」


また、常に成長し続けたいと思い考えている成功者は、「あるがままの自分をみること」「あるがままの自分を知ること」「柔軟な考えのもと常にチャレンジすること」を大切にしています。


なので、私のヘルスコーチングを受ける前には、まずカウンセリングを受けてもらい、このカウンセリングを通じて、「誠実に自分の課題と向き合う」「自らの課題に気づく」ことを促します。そして、クライアントの目標達成に必要な活動を支える、技術・行動の基盤となる

(1))目標・マインドセット・感情

(2)栄養・神経等

(3)リカバリー

これらをホリスティック(包括的・統合的)にとらえ、クライアントに合ったエネルギーマネジメントを自らできるようにコーチングしていきます。


2013年TEDにて、ビルゲイツが「すべての人にコーチは必要」と語っています。


コーチをつけるメリットは、自分自身との出会いです。


相性のいいコーチとの出会いが、あなたの可能性を最大に発揮できるのです。


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