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2022年World Wide Fitness Trendの結果発表!

2021年12月29日ACSMは、2022年のワールドワイドフィットネストレンドを発表しました。(ACSM Fitness Trends)


American College of Sports Medicineは、毎年この時期にワールドワイドフィットネストレンドを発表していて、今回は16年目です。


2022年のトレンドトップ10は次の通りです。

1. Wearable technology

2. Home exercise gyms

3. Outdoor activities

4. Strength training with free weights

5. Exercise for weight loss

6. Personal training

7. High intensity interval training (HIIT)

8. Body weight training

9. Online live and on-demand exercise classes

10. Health/wellness coaching


ここで注目をしたいのが、オンライントレーニングのランキングです。


前回のトレンド予測では1位とコロナ前の26位から急上昇したものの、今回は9位という結果になっています。これはおそらく、コロナ禍でも「スポーツジムで運動をしたい」「外で運動をしたい」「人との交流したい」という希望が反映されていると調査レポートにコメントがありました。


また、オンライントレーニングの普及でパーソナルトレーナーやフィットネスインストラクター等の需要は今後どうなるのか?という点については


「データーを更に分析する必要はあるものの、パーソナルトレーナーやフィットネスインストラクター等の需要はなくならないが、オンライントレーニングやユーチューブ動画との差別化は必要になってくる」


とコメントがありました。


この「差別化」とは何か?


今回10位に入った「ヘルス・ウエルネスコーチング」にヒントがあると個人的に思っています。また、昨年の調査レポートからも読み取れることができると思っています。


今回の調査レポートに「以前の調査では『ウエルネスコーチング』という単語を使っていたが今回から『ヘルス』という単語が加わった。それによりフィットネス業界の動向を的確に表すことできる」とコメントがありました。このウエルネスコーチングは2010年以降トップ20に入っていて、2020年トレンド予測では9位、2021年トレント予測では11位に入っています。


これは、先進国における高齢化社会で健康寿命が注目されている中、フィットネス業界が担う役割が大きいということを表していると思います。健康寿命を延ばすには、生物学的個性を考慮した統合的パーソナルヘルスが極めて重要になります。これは、健康促進、ライフスタイルメディスンに統合的行動科学の考えを含める必要性あることを意味し、ヘルス・ウエルネスコーチングがトレンド予測の上位に入ってきているのもこのような背景があると考えられています。


つまり「差別化」とは、一般化したプログラムを提供するオンライントレーニングとは異なるパーソナルなプログラムを求める顧客にどのように応えるか?がポイントになっていくと思います。


アメリカでは、ヘルス・ウエルネスコーチングのアプローチがパーソナルトレーナー・フィットネスインストラクターにも必要と考えられており、積極的にそのアプローチを学んでいます。そのアプローチを学びたい方は、是非こちらの無料講座を活用してください。


Athlete Wellness


Nutrition Performance Communication



オリジナルレポート


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