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  • Lottie

「ストレス」のお話

更新日:2020年7月17日

先日「思考の癖」のお話をしました。


今日は、「ストレス」について一緒に考えたいと思います。


「ストレス」を広辞苑で調べたら


「種々の外部刺激が負担として働くとき,心身に生ずる機能変化.ストレスの原因となる要素(ストレッサー)は寒暑・騒音・化学物質など物理化学的なもの,飢餓・感染・過労・睡眠不足など生物学的なもの,精神緊張・不安・恐怖・興奮など社会的なものなど多様である.」


さらに、「俗に,精神的緊張をいう.ストレスがたまるという」


と書いてありました。


エネルギーマネジメントにおいて、「ある一定のストレスは、パフォーマンス向上には必要だが、過大なストレスや適切なリカバリーがない状態でのストレスは、バーンアウトや体調不良になる」とストレスを整理し、パフォーマンス向上の為のストレスとリカバリーのバランスを取れる方法を実践していきます。


一番厄介な「ストレス」は、perception of stress(ストレスの認知)。 現代社会は、情報が溢れていて、環境の変化も激しいです。そして、予知しなかったことが起きたり、何かがうまくいかない等、常に考えたり、心配したり、恐れたり、将来の事が不安になったり。このようなストレスは、実態のない、想像上の脅威に反応した感情で、情報に思考が乗っかった結果なのです。


ストレスを感じると、アドレナリン等の副腎ホルモンが分泌します。このホルモンの本来の役割は、脳が危険を察知して直ぐにその状態から抜け出せるように、より速く走ったり、遠くを見たり、よく聞いたり、血流に燃料を送り込んで迅速に対応できるようにすることです。また、それと同時に、消化は停止し、代謝を遅くします。


実態のないストレスを感じても、このホルモンは分泌されます。このような状態が続くと、慢性疲労になり、体重増加や、インシュリンが出にくくなって糖尿病になったり、俗に言う体内炎症の問題に繋がります。


また、血流に燃料を送り込んでいると、体内の糖(グルコース)の消費が増え、一定の量を消費すると、脳が燃料不足と認識し糖質を求めます。これが、疲れていたり、イライラすると甘いものが食べたくなる理由の1つです。


もうお分かりですね。

リカバリーの大切さを。


リカバリーの方法は人それぞれですが、体内炎症を押さえる食事、ストレス解消方法を取り入れる等、自分に合った方法を探すことが大切です。


ストレスを完全になくすことはできませんが、ストレスマネジメントを取り入れ、バランスを取ることが大切です。


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