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  • Lottie

「アスリートは、スポーツ選手だけではない。ライフアスリートのためのスタイリッシュな未病ケア」のお話


30代40代と頑張って、50代になって急に体調を崩す。


「若いから無理がきく」と自分に言い聞かせ、ウエルネスを無視して頑張り続けた結果です。


実は40代は、さまざまな点で人生のターニングポイント。


厚労省が2020年7月31日に発表した日本人の平均寿命は、女性が87.45歳、男性が81.41歳。過去最高を更新したそうです。


40代は、ちょうどその折り返し地点です。


40代になると、体の変化も顕著に感じ始めます。


頑張っている人は「ライフアスリート」です


トップアスリートは、いきなりトップになったわけではありません。


トレーニング、試合、経験、トレーニングを繰り返して、結果を追求している過程で、トップアスリートになったのです。


そして、更なる高みを追求しながら日々努力をし続けています。


私たちビジネスリーダーやプロフェッショナルも同じです。ゆるぎない探求心、常に結果を求められている日々。


ステークホルダーに対して「できない」「やり方がわからない」という回答はできません。


昨年あたりから日本でも、忙しいビジネスマンを「ビジネスアスリート」と称し、トップアスリートが実践している食事・メンタルトレーニング等を学ぶ「ビジネスアスリートプログラム」の展開を始める会社が現れてきました。


海外では、2001年1月、ハーバードビジネスレビューで紹介された「パフォーマンス向上の為のエネルギー消費とリカバリーのリズミックマネジメント(※)」で、ビジネスエグゼクティブを「コーポレートアスリート」と紹介し、そのころに、ジョンソン・エンド・ジョンソン・ヒューマン・パフォーマンス・インスティテュートが「コーポレートアスリートプログラム」を展開し始めました。


実は、10年ぐらい前に、当時の上司がそのコーポレートアスリートプログラムを受けました。私はまだビジネスエグゼクティブではなかったので、残念ながら受けることができませんでしたが、彼女からその概要について色々教えていただきました。


この「コーポレートアスリートプログラム」は、「強いストレスの中で最大のパフォーマンスを発揮する為にどうすればよいのか」という内容の講義と実習を、合宿形式で行う研修プログラムで、多くのトップアスリートやFortune500企業の幹部等も参加するそうです。


最近では、「コーポレートアスリート・リジリエンス・プログラム」と称し、バーンアウト・不確実性管理・ストレスへの意識向上、戦略的回復について、科学的根拠に基づき行動変容を促すことを目的としている研修プログラムを提供しているようです。


ヘルスコーチの学校(IIN)の卒業記念に、長年マドンナのパーソナルシェフを勤めていらした西邨マユミさんとのコラボ記事「プチマクロ的アスリート食 いつまでもチャレンジできる体を手に入れよう」を書きました。


この記事は、海外のアスリート、コーポレートエグゼクティブ、プロフェッショナル等セレブの人たちが実践している「体内炎症」を意識したプラントベース食と生活習慣をベースに、その理論と、日本人になじみのある食材を使ったレシピをまとめたものです。


正しく頑張っている人や、チャレンジし続ける人(ライフアスリート)向けの記事なのです。


西邨さんは、私がヘルスコーチとなるきっかけをくださった方で、今でも色々相談にのってもらっている、とても尊敬できる大先輩ヘルスコーチです。

リジリエンスの前に、本当に必要なのは自分のケアです


先日、元ラグビー日本代表のメンタルコーチをされていた荒木香織さんの講演を聞く機会がありました。


彼女は、「変化に対応するためのマインドセット、リジリエンス、リーダシップ」についてお話されていました。質疑応答の時に「リジリエンスを身に着ける為の一番よいトレーニング方法は何ですか?」と聞かれ、彼女は、「リジリエンスは環境によって引き出せるスキル。リジリエンスには高い低いはなく、おかれた環境でどれだけ対応できるか?というスキル。本当に必要なのは、自分のケア。自分のことをケアできないと人のことはケアできない。一番大切なことは、ちゃんとご飯を食べて、ちゃんと寝て、ちゃんと休暇を取ること。リジリエンスにはエネルギーが必要。リカバリーが大切。成長したければ、エネルギーがないとダメ。自分の中にパワー、情熱がないと」と、どれだけエネルギーチャーチができるか、ということと、成長して成功をしたければ、一生懸命仕事をして、一生懸命休むことが大切だ、ということをを話されていました。


講演の中でも「ストレスはけして悪いものではなく、成長にはストレスが伴うが、適切なストレス管理ができているかが大切」と話されていました。


ストレスフリーの環境で生活することは難しいと思いますし、常に結果を求められている人は、ストレスフリーの環境で仕事をすることは不可能です。


人はストレスに適応する能力はありますが、ストレスに慣れすぎるのも問題です。


ストレスが慢性化すると、様々な心身の不調があらわれ、それが深刻な病に発展します。


この慢性ストレスの状態を「未病」というのです。


スタイリッシュな未病ケアこそライフアスリートには必要


未病とは、健康と病気間の状態で、病気になっていなくても健康ではない状態を指します。実は、何等かの不調を訴えて病院に行く患者さんの75%から90%は、ストレスが原因で不調を訴えていると言われています。


理学療法士でヘルスコーチとして活躍されているミツさんも「痛みに悩んでいる方の多くはストレスが原因」と話し、臨床現場での経験を活かしてアラフォー女性のサポートをされています。ミツさんのblogはこちらです。


でも、「未病を治す」「未病ケア」って、なかなかイメージがつきにくいですよね。


未病ケアには様々なアプローチがありますが、ライフアスリートの皆さんに是非取り入れていただきたいのが、「ストレスマネジメント」です。


ストレスが溜まると、体は様々な信号を発信します。

  • 肩こり、首、腰が痛い

  • バランスのよい食事をしていても、体重が減らない(特にお腹まわりが太ってきた)

  • 便秘、下痢

  • 睡眠不足

  • ストレス食い など

このような信号を無視して頑張りすぎると、心臓病、糖尿病、高血圧、脳疾患等さまざまな深刻な病気に発展する可能性があります。


自分らしくチャレンジし続けたいライフアスリートの方にも、是非、Athlete Wellness®の大切さを知っていただき、スタイリッシュに未病ケアを取り入れていただけたらと思います。


Athlete Wellness®について簡単に説明をした動画はYouTubeにアップしていますので、是非、ご覧ください。


50代でも60代でも遅くはないのですが、これからの人生を考えるには、やはり40代からがベストなタイミングかもしれません。


その際、次の2つのステップを意識してみてはいかがでしょうか。


ライフテーマを探そう


高収入、高い地位での仕事だけでは、必ずしも幸せとはいえないと思います。人は、自 分なりの、心からワクワクするライフテーマがあり、それに向き合って頑張っている時が、イキイキして幸せを感じると言われています。仕事以外のライフテーマを探すことをお勧めします。


ライフテーマに向かって自分らしくチャレンジしよう


ライフテーマが見つかったら、自分らしくチャレンジしてみると思います。その結果、新しい発見があるかもしれません。しかしそれは、チャレンジし続けられる体力・気力がなければできないことです。体からのサインを誠実に受け止め、課題を確認し、心と体の栄養を得られるように整えていきましょう。


人生はマラソンと同じです。


頑張っている方は、まさしくライフアスリートです。


ホリスティックヘルスコーチが提供するAthlete Wellness ®コーチングは、「サイエンスx行動科学x栄養学」を統合したアプローチで、あなたの心身全体をより健康な状態に近づけるコーチングです。


あなたの目標に向かってチャレンジし続け、スタイリッシュな人生を送るには、持続可能で良質な心身のエネルギーを得ることが大切です。


是非、スタイリッシュな未病ケアを始めてみませんか?


(※)リズミックマネジメントとは、パフォーマンス向上の為のストレスとリカバリーのバランスのとり方を提唱した管理方法です。成長・パフォーマンス向上には、一定のストレスが必要です。しかし、過大なパフォーマンスや適切なリカバリーがない状態でのストレスはバーンアウトや体調不要になることから、適切なリカバリーがないと最高のパフォーマンスは出来ないという考えです。


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