ホリスティックヘルスコーチとしての勉強には、終わりはありません。
栄養学、医療等ウエルネスに関する分野は、心身月歩。
より多くの方のサポートができるように、楽しく勉強を続けています。
さて、先日 Gut Health Courseを無事終了し、卒業式を待っているところです。
Emotional Eatingに続き、Gut Healthを勉強し、現在はHormone Healthを勉強しています。Hormone Healthは、approved course by healthcare professionalsで継続研修のとして複数の協会の認定を受けているコースです。
Emotional Eatingを勉強している時に、ストレスは様々な問題を引き起こすだけでなく、多くの病気の根本原因の1つであることを知りました。そして、腸とホルモンのコースは、専門的な知識を得るだけではなく、医療従事者らとどのように連携して困っている人のサポートをしていくのか?ということも学びます。
アメリカの医師は、ヘルスコーチとの連携をすることで、患者さんのQOLを上げるだけでなく、アウトカムを最大化することができると理解しています。
日本は様々な弊害があることから、ヘルスコーチが医師と連携して活動できるようになるにはかなり時間はかかると思いますが、いつかそのような時代がくることを願っています。
この3つのコースを通じてわかったこと。
それは、「ホルモンは全ての体内活動が適切に動くように信号を送っていること。ホルモンは、オーケストラが奏でる音と同じで、絶妙なバランスでお互い調和を摂っていること」
例えば、一つの音がずれたり、テンポがずれたりすると、カバーしようとし始めると思います。ホルモンも同じで、ある1つのホルモンが出すぎたり、出るのが少なすぎると、他のホルモンがそれをカバーします。この状態が続くと様々な不調がでてきます。
例えば、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)。まだわからないことが沢山あるのですが、排卵しにくくなる疾患で、女性の20〜30人に1人の割合でみられ、不妊の原因にもなります。
PCOSはLH(黄体ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)のバランスが崩れてることが原因で排卵がうまく行われないと言われています。また、血糖値を下げるホルモンであるインスリンもPCOSに関係していてることがわかっていて、インスリン抵抗性があると、男性ホルモンが増加することでPCOSになる人もいるようです。
このインスリン抵抗性の原因の1つが「ストレス」。
私も海外にいる時にPCOSと診断されて、結婚を機に日本の婦人科に相談したのですが、PCOSのことについて余り理解されていない様子でとても残念な思いをしました。
今思えば、エモーショナルイーティングを発症する前から、ウエルネスを諦めて目標達成に向けて頑張っていたことは事実です。目標達成はしたものの、その代償は大きかったと思っています。
体はあらゆる信号を発していて、その信号を見逃すと深刻な問題に発展していく可能性があります。
より多くの方のサポートができればと思って、日々精進しています。
Comments