今、選手には「主体的に考える力」が求められています。
それは、「どんな素朴なことでも疑問に思う」、「自分の意見をしっかり持つ」、「自分の発言や行動に責任を持つ」ことだと私は思っています。
先日、NHKのサンデースポーツ「FocusOn~選手育成を考える」で佐伯さんが「教えないスキル」について話をされていました。彼女は、スペインでサッカー指導者として実績のある方で、「教えないスキル」の著者です。
彼女曰く、
「教える」は指導者が主語。「学ぶ」は選手が主語。指導者はあくまでも選手の「環境」。選手が心地よく学べる環境を用意し、学習効果を高める工夫をすること。
つまり、「教えない」とは、「何もしない・何も教えない」ではなく、選手が主体的に考えられるようにガイドしていくこと。
この考えは、「Foundation of Athlete Wellness®」で伝えていることと同じで、このオンライン講座では、「考える力を導くテクニック」を学べるのです。
このオンライン講座のポイントは、
「最強なコーチは、答えを与えない。彼らは、アスリート・スポーツ愛好家が抱えている問題解決の糸口を自ら見つけ出せるようなパワフルな質問をする」
そして、最高のパフォーマンスに必要な(1)目標とマインドをどのように整えればよいのか?(2)チームの力を延ばすにはどうすればよいのか?(3)リカバリーはどうすればよいのか?(4)どのような質問をすれば選手の力を引き出せるのか?と選手が主体的に考えて行動する為に必要なポイントが含まれています。
つまり、これらは指導者に求められている複合知であり、選手が「自分の意見を言う」「疑問に思ったら質問をする」ということができる環境作りや目標を未達に終わらせない為に必要な「教えないスキル」を学べるのです。
今でこそ学校では「考える力を養う」授業は増えていますが、「先生の言うことは絶対だ!」「教科書に書いてあることを覚える」といった指導を受けてきた人の多くが現在の指導者です。
よって、指導者にとってはとてもチャレンジングなことだと思います。
このオンライン講座は無料ですので、是非お時間のある時にみてくださいね。
最も重要なことは、「教えないスキル」は指導者の皆さんの心が落ち着いていないとなかなか活かせないテクニックだと思います。
選手が気づくのを待つ
選手が動くのを待つ
それには、選手にスペースや間を与えることが必要です。
そこでおすすめしたいのが、マインドフルネスメディテーションです。
マインドフルネスメディテーションを行うことで、(1)心が落ち着く(2)明晰さ(3)心が安定する(4)しなやかな心等様々な効果をえることができ、選手と指導者との関係性によい影響を与えます。
定期的に体験WSを開催していますので、ご興味のある方はTrue Nature Meditationまでお問い合わせください。
Comments